MacbookAir 2013年モデルのスペックで思うこと

先日のWWDCでMacbookAirの2013年モデルが発表されたようですが、一言で言うと求める性能に関して舵を大きく変えたといった印象を受けました。

CPUアーキテクチャの更新(Ivy Bridge→Haswell)で省電力化(公称で倍近く)、内臓GPUの向上(公称で+40%程度)が図られたのはいいことなのですが、その一方でCPUのクロック周波数が大幅に下がりました

11インチモデル:1.7Ghz→1.3Ghz
13インチモデル:1.8Ghz→1.3Ghz

クロック周波数あたりの性能は同アーキテクチャ間のベンチマーク記事を見る限り数%向上したかどうかで、とてもじゃないけどこの数十%の周波数の下落をカバー出来るとは思えません。
WWDCではその他の面の性能が向上したことばかりアピールしてこの点が伏せられてるあたり、なんとも巧みですね(笑)

一方でTurbo Boostでの(熱や負荷に余裕がある場合に一時的に引き上げる)周波数は
11インチモデル:2.6Ghz→2.6Ghz
13インチモデル:2.7Ghz→2.6Ghz
とほぼ維持しているようです。
ただマルチコアで長時間CPUを稼働させればもちろん上記の定格周波数になると思いますので、画像や動画の編集作業や重いゲームなどでは性能を発揮しない気が…

と思いましたが、ここ数年でこのような処理にGPUを使用ないしは重視するソフトが増えたためにGPUがネックとなることも増え、それを解消するためにCPUとGPUのバランスを見直したという見方も出来ることに気づきました!(今までGPUがネックであったのならGPUの性能向上の分改善なのでね!)

その一方でCPUでの処理が中心の作業の場合はGPUが発熱しない分余裕が生まれるので、Turbo Boostによってある程度クロック周波数が引き上げられ、従来通りの性能を持たせられているのかもしれませんね。

こう考えると薄型PCで許された消費電力と発熱の中で処理に応じてCPUとGPUのバランスが最適になるよう、GPUの強化を生かして柔軟性を広げるための改善であるのかなという印象を受けました!

ちなみにバッテリーの持ち時間は公称で大幅に増加しましたが、電池容量は増えてない(11インチで35Wh、13インチで50Wh)みたいなので完全にアーキテクチャのお陰のようですね!
一方でCPU(GPUを含む)の最大消費電力は17W→15Wと下がった程度なので、フル稼働時は従来のパフォーマンスを損なわない程度の消費電力低減に、CPU使用率の低い処理では大幅な消費電力低減を達成したのではないかなと思いました。

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